桃太郎ばなし3
今もむかしも関係ねぇ
ぼっけぇぼけの 桃太郎。
第3回を無事に迎えました。
さて、ばあさんに家を追い出された桃太郎、青鬼の家に行きました。
桃太郎「青鬼おるか〜」
青鬼「アオキですけどどちら様ですか」
桃太郎「イケメンのももさんです」
青鬼「ヌグ イムニッカ?」
桃太郎「ナヌン 桃太郎」
青鬼「入るニダ」
桃太郎はナイキのバッグからおまんじゅうとかギョウザとかお好み焼きを逆さにしてテーブルにぶちまけた。
青鬼「ももっちどこ行ってきた」
桃太郎「職安行ったら桃太郎は岡山県のモノらしいから仕事ねぇんだって。だからお隣の広島で公園を掃除してきた。」
青鬼「チンッチャ?ホンマにゴミ1つ落ちてないニダね。」
桃太郎「広島の公園はとにかくでっかいな。岡山もでっかい公園が1個欲しいよな」
青鬼「ももっちは、アンチ後楽園か。」
桃太郎「岡山後楽園は、お殿様の庭じゃ。400円取られるし、年間パスも年に5回行かないと意味がねぇ。しかも黄色いワシのコスプレをしたやつが歩き回っているから面白くないんじゃ。」
青鬼「あれはももっちという
やつニダ。鬼の女の子連れているニダ。」
桃太郎「あれ冬にも半ズボンだから子どもの教育にはビミョーやな。せめてジーンズでも履けばいいのに。」
青鬼「話戻すけど後楽園と岡山城はな。いまマスクがないと人間として扱われないからちゃんとマスクしていくニダ」
「ところで広島で掃除しただけか。」
桃太郎「いんや、喉がかわいたけ、水をいっぱい飲んだ」
青鬼「あああ。水がみななくなっておる。わざわざ宮島まで行って神様んちの水飲んで来たニダか」
桃太郎「おう( ̄▽ ̄)あれはなかなか美味かったぞ。」
青鬼「それで広島は良かったニダか。」
桃太郎「とにかくでっかいし、アオキみたいな外国人もいっぱいおったぞ。岡山はまだまだこれからじゃな。」
青鬼「それにしても、掃除と水飲みだけしに行ったのによくわかったな」
ぼっけぇぼけの桃太郎。
桃太郎ばなし2
桃太郎は、基本的にいい人とされていて日本が始まる前の神様の時代に鬼退治をしたそうです、というのを吉備津彦神社で見たんですけどそんなのは今回の話にはあんまり関係ない事です✋
これから始まるお話は、ぱちぱちのうそっぱちであり
今からお話する桃太郎がいたら大変なことになってしまいます。
♪今もむかしも 関係ねぇ
ぼっけぇぼけの桃太郎。
爺さん山にシバカレに、ばあさんスタバでスマートホン
桃太郎「ばあさんや、ばあさんや!」
おばあちゃん「なんや桃太郎働け」
説明しよう!
おばあちゃんは、かつてお嬢様大学を出、大銀行のOLとなり!セクハラで大罰金を手に入れ、また生命保険の1000万レディであり、万歩計アプリで大金を稼いで来た、スウパアおばあちゃんなのである!
おばあちゃん「桃太郎、もうすぐひな祭りだからケーキとバラ寿司を作んなきゃね。桃太郎はお宝ニートなんだからテゴウせい」
桃太郎「なんやばあさんも妖怪GOになってもたんか。ひな祭りは女の子のお祭りじゃろが。めんどくさいからウウ婆飯津でええんちゃうん」
おばあちゃん「桃太郎!ひな祭りは桃のセックといってな、昔こそ女の子も祭りじゃったが桃太郎のようなメンズノンタンに載るようなイケメンが居らな、盛り上がらんのじゃ!だから今からバラ寿司を手伝いなさい」
桃太郎「なんやバラ寿司って、ちらし寿司ちゃうんか。」
おばあちゃん「ちらし寿司やのうて、バラ寿司なんや!」
桃太郎「なんでバラ寿司ってロオカルないい方すんねん。ちらし寿司でええやんか」
おばあちゃん「桃太郎、バラ寿司っていうのはなアッタカご飯に混ぜるだけのカンタンなゴハンとは全然違うんや。むかしお殿様がワシらにゼエタクはアカン!ヨのヤキニクウとパチスロウのために庶民のおまいらはお皿1つに限る!ゼエタクしたものはウマと一緒にロウヤに入れるぞ!と言う珍法( 変な決まりのこと)をおったてたのじゃ。そこで」
桃太郎「話が長すぎや。要はちらし寿司やないか。」
おばあちゃん「ちらし寿司いうたらおカネが散ってしまうからおえんのじゃ。」
「そや、桃太郎。郵便受けにヨーグルトがあるからとっておいで」
桃太郎「やった!楽しみのヨーグルトが来たわ」
桃太郎はBボタンを押さえながらヨーグルトまで猛ダッシュした!
ピシャリ!
桃太郎「ア!何ションばあさん!鍵があかへんやんか!」
また、おばあちゃんの作戦に引っかかってしまい、バラ寿司をボランティアさせられ家から追い出されてしまった。
今もむかしも関係ねぇ ぼっけぇぼけの桃太郎!
桃太郎「なんてこった。バラ寿司のこともまったく分からずじまいじゃ。ゴーグル先生に聞いてみるか。」
桃太郎ばなし
桃太郎は、いい人です。
岡山県民としてはそうであるのが当たり前で、悪い鬼達を懲らしめてお宝を取り戻したことになっています。
そしたら、お宝を手に入れて一躍有名人となった桃太郎はどんなくらしをしているのでしょう。
私が今からお話することはすべてぱちぱちのウソっぱちです。
今もむかしも関係ねぇ
ぼっけぇぼけの物語。
爺さん山にシバカレに、ばあさん役場で金貰う。
桃太郎「爺さんや、爺さん!」
爺さん「なんや桃太郎か」
桃太郎「爺さんは、わしが鬼どもからぶんどったお宝がたんまりあるのになんでまだ働くのじゃ。」
爺さん「そりゃ人間は働かなおえん。働かないとアタマが悪くなるんじゃ。」
「それにバアさんは、役場に行った日はママ友と映画見てスタバ寄って、デパート行ってランチ食べて帰って来るし家におっても1日じゅうやることが無いのじゃ。」
桃太郎「むむむ、爺さんはボケてしまったのか?鬼退治した時は、映画とかスタバとかデパートなんか訳分からん名前のもんなぞなかったのにな」
爺さん「さっき今も昔も関係ないって言ったジャロが。しかも、お宝で摩天楼の1番てっぺんを買うて一年中氷が張った窓から変な建物がぎょうさんあっての。」
桃太郎「爺さんは、ホンマ変なな屋敷を買ってしもうたの。間借りするだけでお金をぎょうさん取られるで。」
「ところで、なんでわざわざ新しい仕事を40代から始めて若いもんにシバカレに行くんじゃ」
爺さん「桃太郎や。新しい事を始めるのは別に子どもである必要はねえ。桃太郎は働きに行かんのか」
桃太郎「ワシはもう鬼退治をした神様みたいなもんじゃけぇ、お宝と岡山の偉いさんから毎月貰うカネでクラスんじゃ。」
爺さん「こう毎日セエタクをしておると、お宝はスグに無くなってしまうぞ。」
「つまりニートじゃニート。今の桃太郎を皆が知ってしもうたら役場からおカネが降りなくなるぞ。」
桃太郎「そしたらまた、鬼退治をすれば良いではないか」
「そういえば鬼なんかまだおったかのう」
桃太郎は、鬼がおるかどうか気になって鬼を探しに行くことになった。